本日は若松バプテスト教会の創立135周年です。また自分たちの肉親や教会関係者の召天を覚えの記念礼拝です。

私はここで牧師をしながら毎週の礼拝説教や教会学校等で聖書を読んでおります。また多くの方々の人生と聖書の言葉を思い出しながら色々考えます。また神愛幼稚園の園児たちの礼拝、先生方との聖書学習会もしています。そして西南女学院大学で聖書を教えながら色々なことを思わされています。そのように聖書に親しみ、祈っている中で、私は一つの結論を見出しました。それは神様が、この世界(宇宙)、地球、そしてわたしたち一人一人を無から創造してくださったことを信じられれば、聖書に書かれていることを信じることができるということです。

この手紙はパウロがコリント教会に向けて書き記しました。コリント教会はパウロの働きにより誕生しました。つまりパウロはコリント教会のいわば、キリストにあって親のような存在です。コリント教会の人たちの中に、死者の蘇りは信じないという人々がいたので、パウロは、それはおかしいと、この手紙で語ったのです。パウロはその人たちに対して死者の蘇りがなければ、キリストの復活もないと言うことを伝えたのです。

今日集う皆様も、かつての私のようにキリストを信じていない、あるいは嫌っておられる方もいるかもしれません。しかし今一度、天に召された自分の肉親がなぜキリストを信じることができたのか、問い直してみてはいかがでしょうか。あるいは、これからの自分の人生がどうあるべきなのか。死んだら終わりの人生なのか。それともキリストにあって死の後にある永遠の命について、聖書から学んでみようと思いませんでしょうか。そのために、この教会あるいは近くの教会に集われてみたらいかがでしょうか。そして今は亡きこれらの方々と神のもとに戻った時に、再会の希望を見出してみませんか。