先週はペンテコステ礼拝を守りました。今週も引き続き、三位一体の神である聖霊について学びましょう。ガラテヤ書5章16節には「霊の導きに従って歩みなさい」とあります。ここで語られている「霊」とは聖霊のことであり、聖書は私たちに、聖霊の導きに従って歩むよう勧めています。
本日の聖書箇所で、パウロは「兄弟たちよ」と呼びかけています。これはローマの信徒たちに、改めて信仰者としての自覚を持ってほしいと願っていたからだと思います。彼らはイエス様を信じていましたが、救われた者としての確信が弱く、キリストの恵みに根ざした生活を十分に送れていなかったようです。そこでパウロは、親しく「兄弟たちよ」と呼びかけながら、信仰に立ち返るよう勧めたのです。
またパウロは「わたしたちには借りがある」と語ります。それはこの世の借金ではなく、十字架によって私たちを贖ってくださったキリストの恵みの負い目です。イエス様は、ご自身の血と命をもって私たちを救ってくださいました。ですから私たちは、その愛に応えて歩む者とされているのです。
私は江戸時代の人物、群馬県の茂左衛門という人物を思い起こします。彼は領民の苦しみを背負い、命を懸けて悪政に立ち向かいました。私はその姿に、私たちの身代わりとなって十字架にかかられたキリストの姿を重ねてきました。
聖書は、「肉に従って生きるなら、あなたがたは死にます。しかし、霊によって…あなたがたは生きます。」とあり、また聖霊によって導かれる者は神の子とされ、「アバ、父よ」と神を呼ぶことができます。私たちは恐れの奴隷ではなく、神の家族として迎えられたのです。
さらに神の子とされた者は、神の国を受け継ぐ相続人でもあります。この世では苦しみもあります。しかしキリストと共に歩む苦難の中にも、神の栄光は現されます。私たちは神の子として、聖霊の導きに従いながら共に歩んでいきましょう。
