若松バプテスト教会について
日本のバプテスト教会の中で最も古い歴史を持つ教会の一つです。当初は、若松駅前や三内町、白山町と転々としました。戦前、直木賞作家の田中小実昌氏の父である田中種助氏も若松教会で牧師として働いていた時期があります。
戦争中、一時活動を停止していた時期もありましたが、戦後吉田敬太郎牧師をたてて、再び活動を開始しました。現在の場所に土地を得たのは1948年です。吉田牧師はその後、若松市長、北九州市長代理(職務執行者)となって活躍されました。
若松バプテスト教会は、今も若松の地に根ざした活動を続けています。そこに集まる人のほとんどは、若松在住で近所づきあい、家族づきあいのような人間関係を大切にしながら、神愛幼稚園とも連携して、地域の課題に取り組んでいます。
2019年4月1日から、新しく、大宮バプテスト教会(さいたま市)から、永町友恵牧師を、若松バプテスト教会牧師として、招聘しております。
私たちの教会は、神さまの恵みが溢れる教会となるために、2つの主題を掲げています。
【教会総主題】「神は愛なり」 ヨハネの手紙Ⅰ 4章19節
【年間主題】2021年度:「主にあって一つとなる」(コリントの信徒への手紙Ⅱ 13章11節)
バプテスト教会について
バプテスト教会は正統キリスト教会の一つの教派です。
17世紀にイギリスで誕生したバプテスト派は、アメリカでたくさんの教会を造りました。個人個人の権利を大切にする教会の中でも、特に「信教の自由」を柱にする人権を重視し、アメリカの憲法を制定する考え方を生み出してきました。
日本では、この若松の地を皮切りに日本バプテスト連盟という、教会の集まりができました。また、教育の面では、西南女学院、西南学院を経営し、多くの人材を育成してきました。