イエス様は弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸に向かわせ、群衆も解散させました。なぜ弟子たちを舟に乗せたのでしょうか。私が考えたことは、イエス様がまず弟子たちと群衆を強いて離れさせたことです。それは弟子たちが群衆の世話でとても疲れていたからです。わたしたちも、何かの奉仕を長時間行うと大変疲れてしまいます。そのような時に、その奉仕場から離れるのは必要なことです。わたしも夏季休暇を頂き、1週間自然とともにリラックスした時を持ちました。とても感謝でした。そのようにイエス様は群衆と弟子たちとの間に距離を与え、弟子たちに舟上でしばしの休息の時を与えようとされたのです。
わたしがもう一つ思ったことは、これから経験することで、弟子たちに新たな信仰の示唆が与えられたことです。またイエス様は弟子たちに信仰を違う視点から見るようにと導かれたのです。弟子たちから見るとイエス様から暫くのリラックスの時が与えられましたが、実際は強風のために苦しまねばならなかったのです。わたしたちも信仰生活を続けますと、この弟子たちのような時があります。信仰生活とはいつも順調ではなく、本日の聖書箇所のように、人生の波にもまれることがよくあるのです。イエス様の言葉に従っても困難にぶつかることがあります。その時どうするのかを神様に問われるのです。
今日の教会も、逆風、荒波、つまりこの世の困難や、障害、様々な問題を抱えています。恐れおののき、「主よ、助けてください」と叫ばざるを得ない状況に置かれているのではないでしょうか。しかし「主よ、助けてください。」と我々が祈りで叫ぶなら、イエス様は答えてくださり、私たちの手をつかまえ、そして声をかけて下さるのです。その言葉で導かれるのです。私たちもイエス様により頼み、助けを頂き、「あなたは神の子です」と告白し、イエス様に従って歩む群れであり続けたいと思います。
