メリークリスマス。主イエス・キリストのご降誕おめでとうございます。人がそれぞれ違うように、四つの福音書に書かれているイエス様についての強調点も違います。マルコはイエス様の誕生については触れていません。なぜなのでしょうか。マタイはイエス様の誕生をヨセフの観点で、ルカは順序をたどって、マリアの視点でも語ります。ヨハネは他の3つの福音書とかなり違い、イエス様の誕生においても同様に独自路線を進み、鳥瞰的な視点で語ります。それはヨハネが、イエス様が神であることを強調しているからです。今日はヨハネの福音書より、クリスマスの意味を探っていきたいと思います。

14節で「言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。」とあります。それがヨハネのクリスマスの出来事です。その神のみ子は、天の恵みの高みから、我々のために低い状態まで下って来られたのです。誰が暗い家畜小屋で生まれますか。貧しい夫婦の間で、いのちの危険のある状態で生まれますか。イエス様は、そのようにして生まれてきてくださったのです。

神と共に、この世界を創造されたイエス様は神でありながらも、人を愛するが故にへり下られて、貧しく小さな存在であったヨセフとマリヤの間に誕生しました。そこは不衛生な家畜小屋だったのです。イエス様は、旧約聖書では隠されていた神の言を、人間のかたちをとって我々に分かりやすく伝えられました。そしてキリストは人として我々の苦しみ、葛藤、悩みを経験され、最後には十字架上で、この世の不条理、裏切り、苦しみと死を経験されました。

イエス様は神なのに人として生まれてきてくださったのは、それほどまでに私たちを愛してくださるからです。わたしたちもヨハネが語るようにイエス様を救い主として信じることで、永遠のいのちを頂けるのです。

我々はイエス様の名によって礼拝し、イエス様を伝える教会として共に歩みましょう。