本日は我らは皆献身者だということを覚えていきます。その元となったのが、プロテスタント教会で言われている、万人祭司という考え方です。それは主イエスを心から信じた人は皆、神様のために共に働き献身するという勧めです。

主のもとに来なさいとは、神の言葉が語られる所へ来なさいと言うことです。つまり礼拝への招きです。この言葉は元々祭司にだけに用いられる言葉でした。ですから神のもとに集うには強い決意が必要です。主イエスは人に見捨てられました。しかし主イエスこそ神に選ばれた生ける石なのです。そこに永遠に生きる命があるのです。それが生ける石の意味なのです。

主イエスの言葉を信じる祝福が細かく述べられています。キリスト者は、信じることにより、選ばれた民になるのだと。そして王の血統を引く祭司になり、聖なる国民にもなると。それは主イエスを信じる信仰的な意味で、新たな民族になり、祭司になり、国民になるのだと。そして神のものに神の所有になったのだと。これは神の国の民ともいえるでしょう。

それが暗闇から驚くべき光の中に招き入れられました、主イエスによって救がもたらされた生活へと、その光へと招いてくださったのです。私はその経験を浪人時代に経験しました。人生に希望がないと思っていましたが、聖書を通して、親族の証しを通してキリストの救いである光を見たのです。その素晴らしい主イエスわざを伝える責任を、我々は委ねられたのです。自分だけの喜びにするのではなく福音を宣ベ伝えるためなのです。

我々は主イエスの救いで、神の民となったのです。我々はどうあるべきなのでしょうか。バプテスト教会では万人祭司のあり方を選び取りました。それは牧師だけが祭司ではないと言うことです。主イエスを救い主と信じる皆が神の祭司なのです。神の祭司として主イエスの福音を共に宣ベ伝えること、祈ることが求められているのです。