神学校と神学生をサポートする働きは全国壮年会連合の働きでもあり、そして神学校週間は西南学院大学神学部、東京バプテスト神学校、九州バプテスト神学校とその神学生を覚える活動です。支える活動と共に、この時、神校で学ぶことを自らにも問いかけ祈って欲しいと願います。その祈りの中で、例え自分が神学校に導かれなくても、神学生を身近に思い、より一生懸命祈り、捧げものができると確信します。

イエスさまは弟子たちに言われました。「収穫は多いが、働き人は少ない」と。もっと働き人が多ければもっと収穫はあるのにと。収穫はその実った麦を刈り取る作業です。ここでは実り豊かな収穫を前にして、主に願ってより多くの収穫のために、働き人がより与えられるように求めよと勧められています。つまりイエスさまは、その収穫の働き人が多く与えられると、より多くの実が得られると言われたのです。

わたしたちの周りにはイエスさまを知らない方々、家族親戚がたくさんいます。そのために我々がおりますが、イエスさまが人として、そこに行くことは出来ません。手助けが必要なのです。イエスさまはわたしたちにも助け手が与えられるように祈れと勧めるのです。同様に祈った弟子たち自身が、その後イエスさまに派遣されたように、わたしたちをも派遣されるのです。

私はアメリカの神学校生活での4年間、生活や授業料でかかった費用を計算し、驚いたことを覚えています。その内献金や支援によって頂いた額は約十分の1でした。つまりバイトに一生懸命で、自分は学んでいるのか働いているのか分からない状態でした。その移動のため車で年4万キロを走っていたのです。

我々も自らの献身を問いかけつつ、九州と東京の神学校、そして神学生を覚え祈り、その生活費の不足を捧げることができるように祈りましょう。そして我々もイエスさまのために奉仕しようではありませんか。