先週の月曜日に西南女学院大学で行われました開校100周年の祈祷会に、新井さん、垂水さん、舛本さん、中島さんと共に参加しました。神様の豊かな導きが西南女学院にあったこと、また多くの方々がその働きに参与されたことを知り、心から感謝いたしました。

この聖書箇所は有名なところです。特にイエス様が道であり真理であり命だと言われるみ言葉は、多くの人たちが心の拠り所にしているのです。この箇所から付けられた名前もあります。今日のキーワードはその「道、真理、命」です。まずはその道を通らなければ、真理も命も見いだせないのです。だからこの3つで一番大切なのは道なのです。
イエス様がこの世を去ることは落胆すべきことではなく、弟子たちと私たちのために神と共なる場所を用意し、弟子たちと我々を再び迎えるために必要でした。人生の中でイエス様を遠く感じたり、あるいは空しさを感じることがあるかもしれません。しかしイエス様は我々のために、今も休みなく働き、とりなしておられるのです。今も我々のために、その場所を準備をしておられるのです。
聖書の中で「わたしがどこへ行くのか、その道はあなたがたは知っている」とのイエス様の言葉に対して、トマスがイエス様に「どこに行くのか」と尋ねます。その問をきっかけとして、イエス様から今日の説教題の教えが語られるのです。ある人はこのトマスの問いは愚かだと言います。しかしこの問いを通して素晴らしい主の言葉を知ることができたので私は良い問いかけだと思うのです。
イエス様は神に導く唯一の道です。その道を通り、真理を知ることができ、また永遠に続く命を得ることができます。私たちはイエス様の憐れみで、先に主の道を通り、心理を知り、命を得ることが示されました。そのイエス様という道を今度は我々教会が隣人に示し、そしてその方々が我々と共に主の道を歩めますように祈りましょう。