わたしたちバプテスト教会がこだわっていることはイエス様に倣い、イエス様の言葉に耳を傾けて、行動をすることです。

そのようなイエス様が従われたのがバプテスマのヨハネの言葉であり、その言葉によってイエス様はバプテスマを受けられたのです。この事実はわたしたちバプテスト教会がバプテスマにこだわる大きな理由の一つとなりました。

人々に注目されていたヨハネでありましたので、大きく成長していたヨハネを人々は期待していました。そして人々はヨハネをメシアではないかと考えていたのです。そのくらい人々はヨハネに注目したのでした。その人々の期待に、どうもヨハネ自身は気がついていたようです。それではっきりとヨハネは、自分はメシアではないと人々に伝えたのです。それどころか自分はメシアの奴隷以下だと言うのです。

わたしはこのバプテスマのヨハネの信仰があればカルトは起きないのではないかと思います。特に2022年後半の日本は、旧統一教会のことで揺れました。安部元首相が命を取られ、また元旧統一教会信者たち、また二世の方々、家族の被害状況が明るみに出たのです。このようにカルトの本質は、人である教祖が良ければ、全ての人は犠牲になってもかまわないというものです。ヨハネは人々に押し出されてバプテスマのヨハネ教というカルトの教祖にもなれたのですが、彼ははっきりそれを否定し、メシアの凄さと自分との差をここで強調したのです。

そのヨハネからイエス様は、あえて悔い改めのバプテスマを受けられました。民衆と同じようにしてイエス様はヨハネから悔い改めのバプテスマを受けられました。イエス様は悔い改める必要がなかったのに、あえて我々に手本を示すかのようにして受けられたのです。イエス様はへりくだり我々の立場に立ってくださいました。ですから我々もイエス様に倣うならば、イエス様の受けられたバプテスマを受けるべきでしょう。