日本バプテスト連盟は320あまりの教会によって構成されています。この「協力伝道週間」は「連盟の協力伝道の働きをおぼえ、他の教会・伝道所のために祈り、諸教会から献げられる『協力伝道献金』による働きを共有し、捧げる」ための週間です。この時を、祈りでつながる協力伝道のまじわりと恵みの時として大切にしていくのです。

連盟事務所の宣教部は、2023年度より室長を置かなくなります。二部九室で構成されていた事務所の体制は、総務室、宣教室、常務理事室の三室体制へと移行して、担う働きは限定的になります。また昨年、長年親しんできました天城山荘を手放しました。しかし神様の導きに無駄はないのです。日本バプテスト連盟の諸教会に神様は祈れと言われているように感じるのです。

本日の聖書箇所は、神様がご自身の愛に基づいて、わたしたちを選ばれたことを強調しております。その神様の選びをわたしたちは自分のものにして、つまりその神からの招きにわたしたちが応えることができたので、今私たちは教会に集えているのです。

その神の招きに応えさせていただくのですから、新しい服を着なさいと勧められ、それがここに書かれている「憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい」と言われている信仰の服です。そして最後に身につけるものが14節に書かれている愛です。

愛が働くと、その結果として平和が生まれます。逆に言うならば愛するものを攻撃し、殺すことはできません。そして平和がもたらす結果が一体となること、一つになるということです。それは教会にとっても同様で、どのような意見の相違があっても、最後にはキリストの愛で我々は結び付けられるのです。

そして「イエスによって、父である神に感謝しなさい」とあるように、全ての栄光を神に帰し、そして与えられている、命、時間、能力、財産を神さま、教会、隣人のために用いて感謝するのです。