イースターおめでとうございます。今日は幼稚園の先生方、スタッフの方々と共にこの礼拝を捧げられることを嬉しく思います。また聖歌隊が3年ぶりに復活し、昼食会もできますことは感謝です。

この聖書箇所に至るまでに、イエス様はユダの裏切りと宗教指導者の陰謀によって捕らえられ、十字架で殺されました。そして弟子たちは非常な不安感を覚えて逃げて隠れていたのです。そのような時に行動したのは女性たちでした。そして本日の聖書箇所でも、イエス様の墓の前には女性たちしか登場していません。

墓に向かう途中、女性たちには懸念がありました。一つは番兵が墓の前にいて、イエス様の体を盗まれないために墓守っていたこと。もう一つはその墓は大きな石で封印してあり、墓の中に入れないことでした。しかし、墓の前に突然現れた御使いを見た兵たちが驚いて逃げ、この大きな石も御使いによって転がされたので、女たちだけでも墓の中に入れたのです。

女たちはそのことで最初は「良かった~」と思ったでしょう。しかし墓の中に入ってイエス様の体を見つけることができませんでした。その時輝く衣を着た二人が現れ言葉をかけました。それはイエス様が復活され生きておられること。またガリラヤに行ったらイエス様に会えると。このことを喜び不安を覚えながら使徒たちへ報告しました。

わたしたちの周りの人々はどうしたらイエス様の復活を信じることができるでしょうか。まずはイエス様の復活を伝えなくては、人々が信じるきっかけができません。人々がイエス様の復活を信じるためには、その知らせを聞くことから始まります。そして聖書などで御言葉を聞き、聖書の言葉は本当だと体験するのです。そして復活については説得ではなく、実際に「ああイエス様はおられるのだ」という体験を通して導かれるのです。

箴言8章35節「わたしを見いだす者は命を見いだし主に喜び迎えていただくことができる。」