私は、30数年前、西南女学院に就職しました。神愛幼稚園を卒園して以来、教会と関わりを持っていなかったにもかかわらず、就職できたのは神様が私を愛して導いてくださったからに違いないと思っていました。最初に配属された部署で、クリスチャンの女性との出会いがありました。精神的に不安定だった私に一度だけ「つらいときには教会に行ってみなさい。」と言ってくださいましたが、教会に通う元気がありませんでした。

10数年前、職場で鬼塚諫牧師からの電話を取り次ぎ、その声を聞いて若松教会に行ってみようと思いました。また、その頃研修会の講演で「すべてが聖書に書いてある。」というお話があり、震えが来るくらいの衝撃を受けました。そして今から9年前「つらいときには教会に行ってみなさい。」という言葉を思い出し、勇気を出して教会に通い始めました。

聖書を読み始め、教会員の方々との交わるうちに、自分のいい加減さ、弱さなどを強く実感するようになりました。そして神様からの導きと教会の皆さんの祈りに支えられて2016年12月25日にバプテスマを受けました。私は、それまで神様からの愛を一身に受けながら、それを当たり前だと思っていました。それでも神様は、人生の岐路で必ず道を開いて、指し示してくださいました。

鬼塚先生が牧師を退任された直後は不安になることありました。また、体や気持ちが疲れているときは、日曜日に起きることがつらいと感じることがあります。でも、礼拝に出席すると、心が満たされます。

本当に、9年前、教会に行ってよかったと心から感謝しています。「求めなさい。そうすれば与えられる。探しなさい。そうすれば見つかる。門を叩きなさい。そうすれば、開かれる。」このみ言葉を読むたびに、求めることの大切さ実感しています。そして、日曜日になると「やっぱり教会に行こう。」と教会へ向かっています。礼拝が終わると、疲れた気持ちがリセットされ、今日も礼拝に出席してよかったと思うのです。