神愛幼稚園は1949年10月に開園式が行われて今年で74年が経過しようとしております。1950年5月に開園の認可がおり、10月に園舎の献堂式が行われました。当時は若松バプテスト教会附属幼稚園でしたが、地域のインパクトは大きくて、この教会が神愛幼稚園の教会と言われることもあったようです。

吉田敬太郎先生の妻である種代さんが初代園長を務め、山下一惠園長で何代目になるのでしょうか。原口先生が牧師であった時に学校法人を取得して現在に至っております。この10月14日には無事に運動会が開催され、園児たちは努力の成果を披露することができました。それを見た保護者の方々がとても喜んでおられました。先生方の指導がどれだけ大変だったのかと思い、お疲れ様でした。

本日の聖書箇所を読んで教会の方々は、なんで牧師は幼稚園を覚える礼拝で、ここを選んだのかと思う方がおられるのかもしれません。そこには明確な理由があります。それは本日の箇所が幼稚園の10月の聖書箇所になるからです。

このコリント信徒への手紙Ⅰ15章は復活の章と言われている所です。それはイエスさまの復活の意味や、私たちがイエスさまの復活に預かり死んでもイエス様のように復活するとはどういう意味かが語られているからです。そのまとめの言葉がこの15章58節の言葉として書かれているのです。

私はイエス様は我々の人生のナビゲーターだと思っています。それはイエス様、聖書の言葉を通してわたしたちがどこへ向かうべきかを教えてくれるからです。吉田敬太郎先生、種代さん夫妻が、このイエス様というナビゲーターを通して、若松バプテスト教会に幼稚園があるべきだと示され、また当時の若松バプテスト教会の方々も祈りつつ同様に覚えて、74年前に神愛幼稚園は開設されていったのです。その幼稚園の働きを今、神愛幼稚園の先生方が担って働いてくださっているのです。我々も祈りつつ支えましょう。