本日の聖書箇所は約3500年前にヨシュアの呼びかけで人々が、今の私たちのように神様の前に集められたところです。そしてヨシュアは自分たちの先祖たちがどのように主なる神に導かれたかを民全員に告げました。それはまるで今日私たちが、この教会の先輩たちが、どのようにしてイエス様と出会い、またこの教会がどのように設立され、イエス様との信仰的な経験をしてきたのかを聞くかのようです。このヨシュアにとって大きな一つの出来事が、エジプトの地にあって民たちの祖先が虐げられ、悩み、どこにももっていきようがない叫びを神は聞かれて助けました。それが民たちを助けた出エジプトだったのです。
その民に対してヨシュアは23節で「外国の神々を取り除き、イスラエルの神、主に心を傾けなさい」と勧めたのです。これを私たちにあてはめてみると、私達は決して主の言葉を疎かにしているつもりはありませんが、本当に自分は神の言葉を、そしてイエスの言葉を自分の行動の中心において生活をしているだろうか。もしかすると自分の思考の中心が、まことの神でない別のものが自分を捉え、神中心の生活から自分を離そうしているのではないだろかと問い直す必要があるのです。
最後にヨシュアはイスラエルの民たちに尋ねました。何に仕えますかと。自分の人生を何のために用いますかと。このヨシュアのこの言葉はある意味彼の最後の言葉、遺言だったかも知れません。
私達もイエス様を信じていきましょう。神さまはわたしたちを愛しております。私たちの人生は大きな山や谷があり決してやさしいものではありません。イスラエルの民は奴隷の状態から解放されて尚、40年荒野をさ迷いました。神様・イエス様を信じてもなお悩みはあります。それ故神に祈りつつ、その祈りを通して叫ぶのです。その祈りに対して神は必ず応えてくださるのです。わたしとわたしの家は主に仕えますと信仰告白したいですね。