本日は神愛幼稚園を覚える礼拝で、幼稚園の先生たちと共に礼拝を守ります。10/12には神愛幼稚園の運動会を開催することができ感謝です。
教会の原型となったのが、イエス様が生まれる前の時代、ユダヤ人が持っていたシナゴーグと言われた会堂でした。それはユダヤ人が外国の地に囚われた非常な困難な時代に、神様の導きにより生まれたものでした。このシナゴーグは、教会、学校、地域の集会場の雛形です。学校には幼稚園の役割もあるので、キリスト教会と幼稚園は同じシナゴーグをルーツとして持つのです。
またこの教会が幼稚園を生み出したのは、この地域に神様からの福音の種を蒔くためでした。教会は神愛幼稚園の働きによって、地域への窓が開かれつながることができました。そしてわたしたちは、園児や保護者の方々にイエス様の言葉や教会の存在を伝え集えるように祈り支えるのです。
わたしたち教会も幼稚園も神様との信頼関係が求められています。今日の例えを用いるならば、我々は農地で、農夫である神様からチャンスを与えられているからです。神様の農地改良の作業が、農地としてのわたしたちからすると、苦痛と思われることがあるかもしれません。また神様は人々の心を知り、日々の苦労の中で神を求める人を呼び起こします。そしてそのように導かれた人々が教会や幼稚園を知らず知らずに求めるのです。
教会や幼稚園を通して福音の種が蒔かれ、芽を出し成長し、花が咲き、実を結ぶのです。わたしたちも、わたしたちが働きかけた方も良い地にしてくださるのが神様です。わたしたちは神様に導かれて、人々に福音の種を蒔かせていただきましょう。人のピンチは神のチャンスです。人々の苦労が、まさにローマ信徒への手紙8章28節のように「万事が益となるように共に働く」のです。神様は教会や幼稚園が良い地に種を蒔けるように、その実が100倍になるようにと導びかれているのです。