本日は召天者記念・創立記念礼拝に集ってくださり、久々に皆様にお会いできたことを嬉しく思います。若松バプテスト教会は1890年にスタートし、今年で134周年を迎えました。ここまで導いてくださった神様、そして先達たちの働き、皆様のお祈りに感謝いたします。

昨年の召天者記念礼拝後に、教会員の中戸正義さん田村巨子さん、そして岩切牧師夫人の岩切裕子さん、そして教会員のお父様である三谷正之さんを召天者リストに加えました。この教会のために召天者の方々は労力を注いでくださいました。または直接的ではないかもしれませんが、ご家族を支えることで教会を間接的に支えてくださいました。

このコリント信徒への手紙は、神様の導きによりパウロが書きました。パウロはユダヤ人でありながら、ローマ帝国の特権階級であるローマ市民権を持っていました。その特権を自分のためではなく、イエス様が与えてくださった福音をローマ帝国内中に伝えるために用いたのです。

ここでパウロはわたしたちを「あなたがたは神の畑、神の建物なのです」と言われています。神の建物は神の神殿とも訳せます。もし人がイエス・キリストを救い主と信じるならば、神の霊である聖霊がわたしたちの心の中に住んでくれます。だからわたしたちが神の建物になり神の神殿になれるのだとパウロは語るのです。

この召天者の方々も人ですから、良いところも、そうでない弱いところもあったでしょう。しかしそのようなところがあったので人生の大きな壁にぶち当り、助けを求めました。そしてイエス様の救いを見い出せたのです。その後イエス様と教会の皆さまと一緒に歩まれたのです。その恵みを味わったからこそ、その素晴らしさを、ご家族をはじめとする方々に伝えたのです。

このイエス様から人生の土台、指針を頂きながら、先達からバトンタッチした教会の働きに、これからも参与させていただきましょう。