アドベントの第二週に入り、今週の土曜日は幼稚園のページェントの発表の時となりました。神様に導かれながら、園児たちが演じる降誕劇を通して、保護者の方々も演じる園児たちも、そして先生方もイエス様の誕生から何かを掴むことができますようお祈りしましょう。

本日はマリアの信仰と題して皆さまと共に聖書のみ言葉を味わっていきます。メシアなる救い主の誕生は旧約聖書の多くの箇所で預言されてきました。その最初の箇所はアダムとエバが罪を犯して直ぐに神様は救い主を示唆されました。さらに旧約聖書の預言者たちはメシアに関する事細かい預言をしていました。アブラハムやダビデの子孫としてベツレヘムで生まれることなどです。

本日の聖書箇所を読み、まず最初に思うことは、マリアの信仰は非常に素晴らしいということです。この聖書箇所の直前には、神殿で仕えるバプテスマのヨハネの父ザカリアが出てきます。彼はくじに当たり、神殿の聖所で香をたき、そこで出会った天使が言われた主の言葉を信じられませんでした。普段神に仕える者が神の言葉を信じることができず、少女マリアは信じることができたので、非常に対象的です。

これから起きることはマリアにとって大きな死の危険を含んでいたのです。マリアは直ぐに、そのようなことに思いがまわらなかったのか、それとも本当に死の危険を知ったうえで受け入れていったのかはわかりません。しかし神様は救い主を生まれさせるために、マリアに、この計画は不可能ではなく可能だと告げられたのです。そしてマリアは最後に、「お言葉どおり、この身になりますように」と答えたのです。

イエスの誕生はこのマリアのように、命がけで神の言葉をまともに受け入れたからこそできたのです。マリアの応答なくして救い主の誕生はないのです。私たちも人生をかけてみ言葉に従いましょう。神のご計画に応じましょう。