ローソク3本に火が灯りアドヴェント第3週を迎えました。来週はクリスマスの週です。

本日の聖書箇所で、祭司ザカリアは神に仕える身でありながらも、自分に語られた神の言葉を信じることができませんでした。それは信仰的な恥でした。そしてそのことによりザカリアは、バプテスマのヨハネが生まれるまで話すことができませんでした。その辛い経験を通してザカリアは神様の言葉の重さや力を感じたことでしょう。

そしてバプテスマのヨハネが生まれました。ヨハネの両親はこれまで慣例に従って生きてきたと思います。しかし、神に従うときには今までにはない新しい決断が伴います。その子の名については、割礼を施すために来た人々とヨハネの両親との間には大きな隔たりがありました。割礼を施すために来た人々は慣例に従い「ザカリア」だと言いました。そして両親は御使いを通して言われた「ヨハネ」としました。これが新しい決断でした。

私たちも人生の歩みの中で時折、考えや歩みがストップさせられることもあります。そのことで、神様から今まで自分なりにやってきたこと、歩んできた道を振り返りなさいと言われます。つらい出来事でしょう。今までの自分の信仰や判断を、立ち止まらされたときに、聖書の言葉によってもう一度照らし合わせ、ザカリヤのように神様によって方向修正していただくのです。そのことができたら、どんなに幸いなことでしょうか。

来週はクリスマス礼拝と24日夜のクリスマス・イブ礼拝があります。1年で一番、日本人が教会を身近に感じられるシーズンです。教会がイルミネーションを飾るように、イルミネーションを飾る地域や家々を見ることができます。また遅くに帰る園児たちも喜んで教会のイルミネーションを見ています。アルトスを新聞折込で一昨日配りました。皆様、ぜひご家族やお知り合いを教会のクリスマスにお誘いください。