本日の聖書のお話は、イエス様が、これから十字架へ向かうような緊迫した途上で死を意識していた時でありました。そしてイエスはそれまでは、人々を癒されていたような働きから、イエス様が弟子たちに教えることに専念し始めていた時だったのです。その様に緊迫感のあるイエス様の様子を弟子たちも、うすうす感じていましたので、イエス様に煩いをかけまいとの思いが強くありました。その一方で弟子たちは、自分たちは他の人よりもイエス様に近く、他の人たちをイエス様に近づかせたくないというプライドもありました。

この聖書の時代、子どもの親たちは子どもたちがユダヤ教の先生と言われる人たちから祝福をいただくのを好んでいました。お相撲さんに子どもが抱かれるのを見たことがありますが、そのようにユダヤ教の先生から幸せをいただけると信じていたのです。そのように親たちは、イエス様に子どもを祝福して欲しいと願い、イエス様の元に近づけたのです。しかし弟子たちが拒否してしまいました。イエス様はその様子を見て弟子たちを憤られました。それは弟子たちが、子どもたちを追い返しイエス様に近寄らせなかったからです。そしてイエス様は逆に、弟子たちに、この子どものようになれと言われました。

キリスト教会も、このイエス様が言われたことを大切に思っています。だから多くのキリスト教会に幼稚園や保育園があるのです。神愛幼稚園もこの聖書の言葉がなければ生まれなかったかもしれません。また教会は子どもたちのために教会学校を持ち教えているのです。イエス様が言われたように教会はイエス様のもとに近づきたい子どもたちを大切に覚えているのです。

卒園されても教会では、卒園生も保護者のみなさんもお待ちしております。是非教会にいつでもいらしてください。HPなどでイベントを紹介しますので是非ご覧ください。教会はいつでも皆様を歓迎致します。