本日はペンテコステ礼拝です。ペンテコステとはイエス様の言葉に従い、エルサレムに留まっていた人々に、神の霊である聖霊が降り、その働きによってキリスト教会が誕生した日です。クリスマスはイエス様が生まれた日であるように、このペンテコステはキリスト教会が誕生した日になるのです。

イエス様の十字架の犠牲と復活がありました。それからイエス様は体を持ったまま昇天され、神の右に座されました。さらに父なる神はイエス様に神のあらゆる権威をに与えられました。そしてイエス様が聖霊を弟子たちに注がれたのです。ペンテコステはイエス様が聖霊を弟子たちに注いでくれた日であり、現代の我々にとっては、その出来事を思い起こす記念日なのです。その働きによりキリスト教会は誕生したのです。

聖霊の働きは全世界的な神の働きです。私たちは(バプテスマのように)主の十字架に与ってキリストと共に罪に死に、主の復活にも預かって新しい命に生かされます。同時に聖霊の注ぎを受け、神を「父よ」と呼ぶ神の子とされました。さらに「炎のような舌」を受けて、イエス様を証しする者にされるのです。このペンテコステの日のイエス様の弟子たちのように、私たちもペンテコステに預かって、「神の偉大な業」を聖霊の導きによって証しをするのです。

世界伝道のスタートはイエス様の十字架と復活にあります。しかし具体的な教会の始動はイエス様の復活の50日目にあったのです。イエス様の十字架による罪の束縛から解放され、復活により新しい命に生かされました。そして聖霊の注ぎを受けて神に仕え、地の果てに至るまでイエス様の福音を証し、神の偉大なみ業を宣べ伝えます。神の救いのみ業の橋渡しをするのです。そのために、イエス様を信じるものに聖霊の注ぎが与えられたのです。この聖霊の恵みのもとに私たちもいて、イエス様の証人として、神の救いのみ業を共に伝えましょう。