6月21日にあじさいコンサートが、教会の祈りと計画の中で、奉仕者の働きで行うことができました。このコンサートはオープンチャーチとしての目的もあり、教会が地域に対して門を開ける行事のひとつです。この地域に住まう多くの方々が教会に来てくれ、また会堂に流れる音楽で神様を思う時が与えられました。また今年は園児の保護者の方に歌を披露していただき、園児たちの絵を掲示することもできて良かったなと思いました。
本日の聖書で「わたしはあなたの前に門を開いておいた」とあります。イエス様が、私たちに与えてくださったのが、この開かれた門です。その開かれた門は自然に開いたのではなく、最初から開いていたのでもなく、イエス様が開けてくださった門です。そして「この方が開けると、だれも閉じることができない」門をイエス様が開けてくださり、今も私たちのために開かれています。それはイエス様の十字架の犠牲による救いの門、神へと至る門なのです。
本日の関連聖書箇所は、マタイによる福音書16章18節で、それはイエス様がペトロに「わたしも言っておく。あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。陰府の力もこれに対抗できない」と言われたところです。この「陰府の力」とは地獄とか死の力と考えます。イエス様は、キリストの教会に、陰府の力に打ち勝つ力が委ねられていると言われます。
さらに「見よ、わたしはあなたの前に、開かれた門を与えた。だれもこれを閉めることはできない」とイエス様は言われています。この「開かれた門」が、私たち教会に与えられているからこそ、私たちは救いのみわざを証しできるのです。それはイエス様が死から復活され、陰府に勝利して以来、救いがイエス様の門を通して開かれたのです。
わたしたちの隣人に神様の愛を証しするために、歩み続けることができますように神様に共に導かれましょう。